シエスタ

非公式K大オカルト研究会会長によるHP

ダイアリーオブザデッド

pov形式のホラー映画

好きです

事故で燃え上がる車両

「通れないわ!戻りましょう!」

近づいてくる警官

「どうやら免許証のチェックにきたわけじゃなさそうだ」

こういうアメリカンジョークよいね

そのあと通れないはずの道を通って逃げていくのはご愛嬌

『バットマン ビギンズ』を見る

バットマン ビギンズ』(原題:Batman Begins)は、2005年のアメリカ映画。監督はクリストファー・ノーラン、主演はクリスチャン・ベール

リブートされた「ダークナイト・トリロジー」の第1作目。

ということです

ダークナイトを見ようと思ったのですが、ダークナイトクリストファー・ノーランの三部作『ダークナイト トリロジー』の二作目だとわかったのでとりあえず一作目を見ました

ビギンズというだけあってバットマン誕生エピソードが詳しく描かれていました

超人としてのバットマンではなく人間の延長としてのバットマンという感じでバトルシーンではハラハラさせるようにえがかれています

「ブルーベルベット」を見る

デヴィッド・リンチ監督の映画ブルーベルベット見ました

感想としてはわかりやすすぎて逆にわからないという印象

本当にこれはリンチの映画なのかという疑問さえわいてきました

リンチの映画を見ているという感覚は全くなかったです

 

ストーリーラインで不明な点はないですが

ジェフリーはなぜこんなにクズとして描かれているのか

サンディの彼氏のマイクはなぜドロシーが出てくるとジェフリーに謝りだすのか

など行動原理が不明な点はいくつかありましたが、これは字幕の翻訳が原因だと思います

とりあえずリンチの映画としてみると肩透かしを食らいそうです

あとwikiを見て驚いたのがサンディはインランド・エンパイアでニッキーを演じた(実際の時系列は逆だが)ローラ・ダーンだということですね

あとドロシーを演じたイザベラ・ロッセリーニが美人過ぎてすごい

あのサザエさんヘアーであんなに美人になるもんかねという感じ

 

というような感想をもってしまったわけですが、この映画は大抵はその倒錯性から物議をかもすような感想を持つ人が多いようです

私は肩透かしというようなことをかきましたがそのような感想は少数派なようです

これは現代においてこの映画以上の刺激があふれているが故に現代人はこの映画に対して刺激を感じることができないということなのか

私の感性が鈍いだけなのか

分からないところです

『マルホランド・ドライブ』(Mulholland Drive)をみる

デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』(Mulholland Drive)をみました

例によって難解とされる映画ですが、リンチ作品の中ではわかりやすいほうであり、謎解き要素もありリンチ初心者向けといえるかもしれない

この映画は監督からのヒントが提示されておりなかなかそれがそそられる要素でもあります

 

映画の冒頭に、特に注意を払うように。少なくとも2つの手がかりが、クレジットの前に現れている。
赤いランプに注目せよ。
アダム・ケシャーがオーディションを行っている映画のタイトルは? そのタイトルは再度誰かが言及するか?
事故はひどいものだった。その事故が起きた場所に注目せよ。
誰が鍵をくれたのか? なぜ?
バスローブ、灰皿、コーヒーカップに注目せよ。
クラブ・シレンシオで、彼女たちが感じたこと、気づいたこと、下した結論は?
カミーラは才能のみで成功を勝ち取ったのか?
Winkiesの裏にいる男の周囲で起きていることに注目せよ。
ルース叔母さんはどこにいる?

 

というものです。

私はこれらを知らずに見ましたがかなり大きなヒント群だなと思います

 

ところでカフェの裏にいる男はイレイザーヘッドにおける惑星の男とにているとおもいました

ただし惑星の男が神であるのに対し彼は死神ですが

おそらく映画の序盤のほうでこの男を見て突如死んだ男がいましたが、それが死神であると暗示するひとつの伏線なのかと考えています

 

しかしナオミ・ワッツがかわいいのに対してローラ・ハリングはちょっと私にとってはあまり魅力的には思えず、そこが残念なとこというか…

レズシーンが残念ですね…

ただしアメリカでは美人であるとの評価を受けているらしいですね

 

「インランド・エンパイア」を見る

デヴィッド・リンチの映画であるインランドエンパイアをみました

これもまた難解な映画であると評判な映画であり、かなり交錯したストーリーです

劇中劇、実際の場面、ポーランドでの47によって起きた事件、ロストガールなど

様々な連関したストーリーが複雑な構成で描かれます

さらに分かりづらいことに別のストーリーラインにいるはずの人間が同じ俳優によって演じられているという複雑な人間関係

理解させるということを拒んでいる映画です

今画面に写っているローラ・ダーンはニッキーなのかスーザンなのか

常にそれを考えながら見る必要があります

町山さんの解説を聞くとストーリーに関してはおおまかには理解できます

 

例えばウサギの劇に関する解釈ですが

あれは不思議の国のアリスのウサギであるということです

つまりここからローラ・ダーンは不思議の国にいざなわれるということです

またロストハイウェイなどでも出てくる狭くて暗い道ですが、これは深層心理へと繋がる道を表しているらしいです

 

ただし大まかなストーリーが分かっても

隣に引っ越してくる老婆、シルクに開いたタバコの穴、9時45分、ローラ・ダーンの手に描かれるLBの文字などなど

何を表しているのかわからないことのほうが多いというのが事実です

ただ繰り返してみていけば表層的ストーリーに関してはもっと深く理解はできるかなという気がします

この頭がこんがらがっていく感覚が好きな人には楽しめると思います

私は楽しめました

 

「ロストハイウェイ」を見る

デヴィッド・リンチ監督作品としては、イレイザーヘッドに続いて二作目の視聴です

第一印象としてはなんだか意味がよくわからないがすごいものを見たような気がする、という印象です

一応ツタヤにおいてはミステリーに分類されているので、そのつもりで視聴しましたが、解釈がやはり辻褄があわずに結局よくわからない

それでも冒頭では意味がよくわからなかったバーで出会った男に仕事を紹介してもらったレネエと全く同じセリフをアリスが言うことによってレネエの秘密がわかるシーンはミステリーものに特有の伏線がいきてくる面白さを感じました

ところでレネエとアリスは同一の役者に演じられていてそれには意味があるのですが、私は全く気が付きませんでしたね

西洋人の顔がよく見分けつかないというアジア人特有の症状のせいでこの映画がさらに分かりづらくなってしまいました

 

ネタバレありで辻褄があわない点を具体的に申しますと

冒頭のセリフであるディック・ロラントは死んだというセリフ

これは映画の構成上時系列が一番最後にあたるものでありこれが映画の一つ目の仕掛けとなっているわけですが、最初私の解釈としてはこれはレネエに対する告発としてのセリフであると解釈しましたがよく考えるとこのセリフは冒頭では間違いなく主人公であるフレッド自身が聞いておりフレッドが二人存在することになってしまう

二人存在するといえば白塗りの男も二重で存在することを映画の中で示しています

この白塗りの男はおそらく現実の存在ではなく、フレッドとの共通点を考えるとこの男はフレッド自身であるとも考えられます

とはいえ二重人格などではなく自我は統御するイドあるいはエスであると考えられます

問題は白塗りの男がフレッド以外にも認識されているということで、物語のすべては妄想であるのかという予感さえします

そうなるともはや辻褄が合うあわない以前の問題で、辻褄を合わせる必要があるのかという気がします

 

ネットにおける解釈で最も納得がいったのは

フレッドは頭痛に三回ほど苦しめられるのですが、これは電気椅子の電流を表しているという解釈ですね

要するにこの映画は全て電気椅子の上で見る走馬燈のような妄想であるという解釈です

つまり現実に起こったこととしては

 

レネエに対して浮気を疑い独自に調査をする(映画ではピートがアリスからそれを似たような話を聞くことによって理解するがアリスは妄想の存在である、これは写真立てが第三者に観測された映像によってわかります。ちなみにピートが妄想の存在なのかは諸説あります)

ロストハイウェイというモーテル(?)においてディックロラントとの密会を発見する

紆余曲折あり嫉妬にかられたフレッドはどちらも殺害する

刑務所で電気椅子によって処刑される

 

この処刑のなかでの一瞬が映画であるということです

アリスやピートなどの妄想の解釈としては全て自分の自尊心を守るためのものであると考えれば理解できると思います

例えばアリスという存在は性的に自分を求めてくれるレネエの代理であり(レネエはフレッドとセックスする時まぐろである)ピートは強い精力を持った存在としての自信の代理である(フレッドは早漏である)

ここで映画のなかで浮くのがピートがおかしくなったといわれるXデーでありこの日に何があったのかは映画では明かされない

 

視聴を重ねることでより精密な解読ができそうですが、映画の大枠はこれである程度理解できたので満足です

 

イレイザーヘッド 感想

デヴィッド・リンチの長編デビュー作である「イレイザーヘッド」見ました

モノクロ映画で訳が分からないという前評判は聞いていました

実際わけがわからずまともな感想すらいえませんが、こういう雰囲気は大好きです。大好きですが、これほど動かない物語でやられても冗長であるという印象はぬぐえませんでした。一時間超えないくらいの長さで見せてくれたならもっとよかったかもしれません

訳が分からなかったとはいえやりたいことは

夢と現実の交錯

悪夢の侵食

現実すらも寄る辺なくする不安定感

の表現をしようとしたのかなと思いました

夢野久作の小説を読んでるような感覚で、もっと起承転結があれば、とまではいわないまでも物語性が欲しかったです

理解できなかっただけかもしれませんが。

しかしカルト映画の代名詞とまで言われる本作の魅力は感じました

 

この映画が悪夢を表現しているならここに出てくる表象は解釈できてもよさそうですが、しかし全く糸口すらつかめないですね

全員精神病を患っているような恋人の家族、タイトルにもなってるヘンリーの頭から作られるイレイザーヘッドインスマス顔の赤ん坊、ラジエイターレディなど…

わっかんないよ!

 

天国ではすべてがうまく行く
in heaven everything is fine

天国には悩みなんかない
in heaven everything is fine

天国では何でも手に入る
in heaven everything is fine

あなたの悦びも
you got a your good thing

わたしの悦びも
and I've got mine

天国では……
in heaven……

 

こういうことです

 

町山智浩氏の解説によるとこの映画にはいくつかの元ネタがあるらしいです。この解説を聞くことによってかなり理解出来ました

一番の元ネタが自身の実体験であるということです。つまりアーティストを目指していた若いころの彼に対して急に子供が出来てしまったことに対する不安、それを表現しているものであると。これが分かるだけでこの映画の半分以上は理解できます

さらに云えば「素晴らしきかな人生」という元ネタ

これは最初に出てくる惑星の男の正体の核心に迫るもので、つまり惑星の男はこの映画における神であり、その神が授けたのがインスマス顔の赤ん坊であるスパイクであるということを表現しています

もう一つは「反撥」

これはイレイザーヘッドの構造とほとんど一致していて、デヴィッド・リンチが多用する市松模様の元ネタにもなっています

 

町山さんの知識には頭が下がります